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6月3日農場通信

食糧問題
連日食糧問題のことが取りざたされているが、日本の反応は実に鈍い。今は経済力にものを言わせて世界から食料を買いあさることができるから、食料品の値上げも数十円程度で済んでいる。しかしアフリカなどの国では死活問題だ。収入のうちの6割以上を食品の購入に使っているという人々が、世界には大勢いる。そんな人たちにとって食料品の値上げは、日本人とは比較にならないほどの大問題である。既に暴動が起き死者も出ている。日本に住んでいればあたかも無関係のように感じるが、大いに関係している。食料価格の高騰は世界的な天候不順による干ばつ、中国やインドでの食生活の西洋化、バイオエタノール、原油高などいろいろな原因が関係していて、絶対量が不足している。それを日本が今まで通り買い集めていれば、経済力の弱い国に購入できる力は少なく食糧不足を招く。
日本は食料不足の国々に生産性の高い農業技術を行えるよう支援すると言っているが、その前に自国の食糧自給率アップを考えるべきではないのかと言いたくなる。自民党の町村さんが「米の減反政策を見直すべきでは。」との発言に対して「米の価格が下がって農業をやめる人が増える。」という人もいるが、農業者の視点からすれば、田畑は一度使われなくなれば元に戻すには大変な労力を必要とするから、何が何でも今ある農地は残さなければならないと思う。
先日、長野県佐久穂のあさひや農場にお邪魔した。標高700mの高原地帯だが、耕地は山の斜面に小さく分かれ効率はいかにも悪そう。だが、後継者や新規就農者が多くいるため農地不足になっていたという。そこで財産区の山林を開拓し新たな農地を作り、もうすぐ完成するという。国内では埼玉ほどの面積の遊休農地があるというが、私も含めて農地を増やしたいと思っている農業者もいるのだ。もっとやりたい人が自由にやれる農業のシステムを実現してほしい。日本が食料を輸入できなくなる可能性は日に日に強まっている。
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笠原秀樹

Author:笠原秀樹
『会いにいける農家』
定番野菜から新品種まで食卓に彩りを飾る様々な野菜を年間通してご提供させていただきます。
広い鶏舎で放し飼いされた鶏の産みだす「幸せのタマゴ」は塩卵かけごはんで食べてください。

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