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そら豆が取れ始めた。10月に播いて今の収穫だから、畑に半年も居すわる野菜である。その間寒さをや不順な春の陽気を乗り越えてやっとできる作物だから、その年によって出来が違う。今年もまともに寒い冬だったので植えつけた後、寒さでやられてしまったものもあった。それでも今年は今までよりは多くの収穫が期待できそう。といっても初夏のほんのひと時しか収穫ができない作物で、野菜の中ではサブメンバー。スタメンはナスやトマトや小松菜、ホウレンソウ。それでも採りたての空豆の旨さは格別だ。週末手伝いに来てくれているGさんに畑で生の空豆を食べさせた。「私がいままで食べていた空豆ってなんだったんですか?」との感想。枝豆もそうだが豆類で若い実を食べるものは、鮮度が命。採って30分以内が一番おいしい。これは生産者の特権。生協への出荷がメインの仲間がぼやいていたが、「生協を通すと消費者の手元に届くまでに3日かかる。おいしいものを食べてもらうには、消費者に直接届けるほうがいいとは思うけど・・・。」私たちも就農以前は空豆は美味しいと思ったことがなかった。居酒屋の枝豆も惰性で食べていた。本当の味を知らなかっただけだった。近所のスーパーマーケットで、店員が客に空豆のことをたずねられて答えていたのは「これはハウス栽培ですから柔らかいですよ。」決して美味しいとは言っていない。絹さやは売っているペラペラのものよりも、少し豆が大きくなったものの方がおいしいと農家は知っている。流通を通せば鮮度が落ちるから、やわらかいことで味をカバーしているのかもしれない。「やわらかい」が「おいしい」の代名詞(代形容詞?)になってしまったのはそういうことなのかもと、豆を収穫しながら悟った。
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笠原秀樹

Author:笠原秀樹
『会いにいける農家』
定番野菜から新品種まで食卓に彩りを飾る様々な野菜を年間通してご提供させていただきます。
広い鶏舎で放し飼いされた鶏の産みだす「幸せのタマゴ」は塩卵かけごはんで食べてください。

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