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天龍村の百姓

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母屋の横に松本ナンバーの軽バンが泊っていた。
誰の車だろうと、覗くと黄色い収穫用のコンテナが無造作に荷台に並び葉のついた大根の姿も見える。リアシートには寝袋のようなものがあったが人の乗っている気配はない。
知らない人の車と思っていたが、あつし君達の車だった。
あつし君は私と同じ年。
弟が所属していたスパイラルウィズダムというバンドのバンドマスター。彼女のピグちゃんもバンドのメンバー。
あつし君は数年前に英語の塾講師をしながら授業が始める前の午前中を使い、半年間うちの畑を手伝いに来ていた。
それも田舎暮らしをするためだったのだが、自給目的で生計は彼女と一緒にする編み物で帽子や小物を作ってやっていくと言っていたが、数年ぶりに会う彼らはすっかり百姓モードだった。

彼らが入植したのは長野県最南端の天龍村http://www.vill-tenryu.jp/雪は少なくユズや小梅が取れるという。

廃校になった学校の教員宿舎を借り、自家用の畑もあるが農業で食べているわけではないが、ピグちゃんは特産のゆべし作りを手伝ったり、あつし君は小梅の管理を任されたり、田んぼの手伝い、農家の手伝いをし現物支給などもあり生活しているそうだ。

来年は畑が増える予定で蕎麦やエゴマも作る予定と言う。
なんやかんやと田舎に溶け込み彼らなりの都会の感性も織り交ぜてやっているようだ。今回も演奏活動に千葉に来たついでに、ライブで小梅の梅干を売ったり大根を配ったりした様子。

あつし君はゆべしに使うユズの収穫も手伝っていたそうでうちのユズもあらかた収穫してくれた。そのお礼に野菜を持って帰ってもらった。その野菜の収穫がてら畑を案内した時に、ブロッコリーを見た彼の口から「頂花蕾(ちょうからい)」と言う言葉が出た。通常のブロッコリーはこれで、それを収穫した後の脇芽は側枝(そくし)と言う。こんな言葉を普通に使うのだからすっかり百姓だ。農業書もかなり読みこんでいるとのことだから楽しみ。

きっと彼らのことだから、育てた作物を加工して販売するような形態を取るのではないかと思う。すっかり田舎に馴染み、村の人からも頼りにされている様子が伺えた。

うちの畑から巣立った人がうまくやっていると聞けばうれしくなる。
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笠原秀樹

Author:笠原秀樹
『会いにいける農家』
定番野菜から新品種まで食卓に彩りを飾る様々な野菜を年間通してご提供させていただきます。
広い鶏舎で放し飼いされた鶏の産みだす「幸せのタマゴ」は塩卵かけごはんで食べてください。

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