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11月24日農場通信

畑の様子
 霜が降りるようになり野菜のうま味も増してきた。ブロッコリーなどいい感じ。ここ数年定番野菜のみに生産を絞り、変ったものや珍しいものは避けてきた。今年は飲食店さんとのつながりも増え、サラダ用に使えそうな色鮮やかなからし菜類などを作ってみた。筍白菜や早生白菜なども作ってみた。しかし生野菜をあまり食べない家庭などには負担になるという声を聞く反面、スーパーで買えない野菜が届いてうれしいとの声も上がり、この辺の選択の難しさを感じた。早生の白菜などは防虫ネットを使って栽培したもののアブラムシにやられて、ほとんど良いものが取れなかった。やはり旬を守って作るのが大切だなぁと感じる。
 私たちが有機農業を初めて自分の目で見た埼玉県小川町に久しぶりに訪れた。といっても農場見学ではなくシンポジュウム。小川町は有機農業の農商工連携や街づくりで実績を上げていて、それを流山市にも生かせないかと思い産業振興部部長を誘って聞きに行った。小川町は金子さんという一人の農家が有機農業を始め、今では街の中に30数件の有機農家が存在する。小川町の農産物全体の5%を占めるという。日本の有機農産物の割合が0.2%なので5%という数字は相当大きい。ヨーロッパの先進有機農業国並みだと思う。今では小川町の大豆を使って年商3億を販売する豆腐屋さんや、有機米を使った日本酒蔵まである。商店街は寂れているが開いている店の多くが、渋谷にあってもおかしくないようなおしゃれなカフェだったりするのもその効果だろう。
 こせがれネットワークなどで出会う農業者は皆元気がいいので、日本の農業は盛り上がっているんじゃないかと錯覚してしまうが、そんなことは全くない。近所の農家でも赤字経営だという。それでも暮らしていけるのは不動産収入などの副収入があるからだろうが、そういう農家に支えられている日本の農業は崩壊寸前。デフレとあおるマスメディアに映るのは大根1本50円などの野菜だが、これじゃや農家は死んでいく。みんなで足の引っ張り合いがまた始まった。そうではない価値観で生きていきたいものだ。でも100円ショップで買い物する私はこんな偉そうなことは本当は言えないのですが。
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笠原秀樹

Author:笠原秀樹
『会いにいける農家』
定番野菜から新品種まで食卓に彩りを飾る様々な野菜を年間通してご提供させていただきます。
広い鶏舎で放し飼いされた鶏の産みだす「幸せのタマゴ」は塩卵かけごはんで食べてください。

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