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アグリビジネス

アグリビジネス
と言えば聞こえはいいが、農家から農産物を買い取り飲食店や都内のファーマーズマーケットでの販売を考える人があまりにも多く、それらのほとんどが簡単に潰れていく。考えてみれば簡単だが商店街の八百屋が消えているのに、仕入先が市場ではなくて農家からの直接仕入れになっただけで従来の八百屋と何も変わらない。むしろ地域と直結している八百屋のほうが良いぐらい。農家から仕入れ都内で販売すれば売れるだろう。という安易な発想がはびこっている。
昨日もそんな相談に銀座の飲食店で働く若者が来た。会社の新規事業として飲食店と並行し野菜の移動販売をしたいとのこと。企画書を見て彼の話を聞いたが、私は彼を目の前に激怒。「今すぐ帰れ。」と言わんばかりに「農家をバカにしてんのか!お前には野菜は絶対に売らない。」こう言った背景には、同じようなことをしている連中が潰れていったことを見ているからで、なぜ皆同じようなことを考えるのかと信じられない気持になった。この若者の話の中で最も気に入らなかったのは「値段は農家の言い値で買うが、お客様の満足のために、品質に関しては厳しくいわせてもらう。」と言ったこと。消費者のわがままに対応するために規格が細かく設定され、虫食い一つ許されない。少しでも曲がれば規格外品という状況を作り出した。そんな今の流通を全く理解していない、そういう流通とは別な有機的なつながりのなかで、消費者とつながろうとしている我々から見ればちゃんちゃらおかしく激怒してしまった。
 しかしこの男ただものではなかった。「実は先週、埼玉の上原農園に行きましてダメ出しされたんです。」上原農園は農大の後輩にあたる。「上原さんに笠原さんと、土浦の久松さんにも会い行くと言ったら、『お前殺されるよ。』と言われたんです。」思わず大爆笑。殺される覚悟で来るなんてなんてバカなやつだろう。急に可愛く思えた。何か将来やらかしそうな雰囲気。大事にしてやろう。
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例の彼、笠原さんに会いに行ったようですね、殺されに(笑)
会う前にメールで来た彼の企画書をみて、「何にも教えずに帰そう」と思っていたのですが、彼は「これから笠原さんと久松さんに会いたと思ってます。」と駅からうちへ向かう車の中で言ったんです。
んで、何となく、「あ、こいつ面白いな」と。で、私は笑顔で「やさしく」ダメだして、「この企画書で笠原さんと久松さんに会うつもりなら殺される覚悟で行ってきなさい」と言ったわけです。そしたら彼「はい。殺されに行ってきます!」とMっ気たっぷりの笑顔で。
彼は何となく化けるような気がするんですよね。個人的な直感ですが(笑)。

来ましたよ。
この文章は農場通信に書いたものなんだけど、
これを彼のメールに送ってあげました。
顔から火が出る思いだったとメールの返信がありました。
でもって、うちの食材どうしても使いたいって言うから、
今度店にお邪魔させてもらって、それから決めるといってあります。
もしよかったらいっしょに行く?
なんやかんや上原君とまだ会ったことないしね。(笑)

僕はまだお会いしていませんが,電話でいろいろお話しました。
確かに冷たくしても食らい付いてきますね(笑)。それが手だったりして。

今はお店で野菜を使ってくれています。

いいじゃないですか,元気があって。

>久松さん
そうそう。元気があれば何でもできる!
彼の店行きました?

プロフィール

笠原秀樹

Author:笠原秀樹
『会いにいける農家』
定番野菜から新品種まで食卓に彩りを飾る様々な野菜を年間通してご提供させていただきます。
広い鶏舎で放し飼いされた鶏の産みだす「幸せのタマゴ」は塩卵かけごはんで食べてください。

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