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農場通信9月15日

秋冬野菜 
 7月中旬からキャベツやブロッコリーの苗を作り始め、今が秋冬野菜の作付のピークだろうか。白菜の直播もした。
 我々が農業研修をした7年前、研修先の農場始まって以来というキャベツ、ブロッコリーの全滅という現場に居合わせた。原因は芯くい虫と呼ばれる小さな蛾の幼虫。アブラナ科の生長点に住み着き食害し成長を止めてしまう。まち針をもって這いつくばりながら1000以上のキャベツなどの苗から虫を捕ったが、とってもとってもまた産み付けられ孵化し、ついにはあきらめることに。炒め物やお好み焼きにキャベツがないのは寂しかったが、それでも食べるものはある。レタスや白菜は問題なかったし、サトイモなどのイモ類も豊富。小松菜やカブは何度もまき直し収穫は遅れたが、キチンと食卓に上った。
 流山での就農後は8月から9月のアブラナ科の作物には、防虫ネットを使用するのが恒例となった。これさえすれば虫から守れるが、手間は倍かかる。今年の秋は今までになく早い。そのおかげで虫も少ないようで秋冬の生育も順調で、9月中旬以降の植え付けには防虫ネットを使用していないが、問題はなさそう。防虫ネットなしでの植え付けは作業もとても速くあっという間だ。研修生のGさんもネットかけの作業がないと、これだけ早く植えつけられることに驚いていた。除草剤を使用し農薬をまけば8月に植え付けるのでも防虫ネットは必要ない。だからと言ってネットを掛けて時間もスペースも余計に使って育てたキャベツやブロッコリーが必ずしも適正な値段で取引されているかというと、そういう訳でもない。
 有機野菜をもっと手軽に食べてもらいたいと言って、安売りする農家もいるがそれでは意味がない。ボランティアで有機野菜を作っているわけではないのだから。余計な手間暇をかけているのだから、高くなるのは当たり前。安い野菜ならばスーパーに行けばいくらでも手に入る。同じ土俵で戦う必要はない。価値のわかる人たちに食べてもらえればいいのだ。
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笠原秀樹

Author:笠原秀樹
『会いにいける農家』
定番野菜から新品種まで食卓に彩りを飾る様々な野菜を年間通してご提供させていただきます。
広い鶏舎で放し飼いされた鶏の産みだす「幸せのタマゴ」は塩卵かけごはんで食べてください。

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