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有機野菜はうまい?(5月15日農場通信より)

 とある雑誌で旨い野菜のレストランを紹介していた。その中で某レストランのシェフがこう言っていた。「有機野菜だからおいしい訳ではなく、作っている生産者の考え方によって旨くも、まずくもなる。」

確かにそうであると思う。それを実感させたのは、近所に新しく出来たビュッフェスタイルのレストランだった。千葉県内の有機野菜を使い70種類のメニューの中から食べ放題で2400円というものだったが、どれも味はいま一つで妻と思わず顔をを見合わせて苦笑い。

つまり真面目な生産者とそれを理解する調理人が出会い初めて美味しい食事が出来あがるのだと思う。
 
知らない人が作った農産物はスーパーで値段だけを見て買う野菜と同じで、大切に扱う気は起こらないだろう。有機野菜でなくともおじいちゃんやおばあちゃんが作ってくれた野菜を、夏休みに遊びに行った時に食べればそれは格別な思い出となる訳で、どんな物にしても作り手の意思が反映される物は美味しいのである。
 
仲間の野菜を使ったレストラン「Furacoco」(フラココ) が隣の野田市にある。以前から気になってはいたのだが今まで行ったことはなかった。今回母の草花盆栽展を開催するということと、昨年夏に来たフランス人のオリビエが帰国を前に訪ねてきてくれたので、行って見ようと言うことになった。

オーナー夫妻は、御主人がシェフで奥さんが陶芸家。とある有名旅館で修行し和を基本とした料理を出し、奥さんの作った器に盛りつける。偶然にも私達が研修した市貝町の隣、益子で2人は出会ったという。聞けば5年前というから我々がいた時期とドンぴしゃりである。きっと会っていたはず。休みのたびに私達は益子に遊びに行っていて、その中のお気に入りのカフェで2人は働いていたと言うから間違いない。
 
彼等の考えは、出切るだけ地元の物を使いたいということ。有機野菜だからと言って遠くから取り寄せるよりも、近くで真面目にやっている人の物を使いたいという。極めて健全な考え方であると思う。結局は続かないと意味がないのである。有機野菜だけにこだわるよりも、地域の事を考えている彼等の方が私は好きである。
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ブログ頑張っているね。
有機野菜のレストランの名前はなんていうの?駒沢公園近くにも
ケケという同じような業態のブッフェレストランがあります。
犬(コマザワンヌ)とファミリーが多いかな。
味付け濃いな~。まぁまぁってところでしょうか。

せっかく素材が美味しいのに、味を殺している気もするけれど、
少々高いこのレストランにかなりのお客様が入っていることは
喜ばしいことなのかなーと思う。
みんな有機野菜が気になっていて、健康に気を使っている人が
多いということだから。

本当に美味しいものって、調理しなくても十分なんだよね。
かっしー&くすの作るキュウリとかズッキーニとかトマトとか
大好きよ~。

noriちゃんこんにちは。
ビュッフェスタイル人気あるよね。東京では犬も入れるんだね。コマザワンヌって初めて聞いた。これは犬を指すのか人を指すのか?

流通コストは小売単価の5割

だとか。 そのうち本当に必要なコストはどれだけあるんでしょうね。
そう考えると直接の取引は大切ですよね。
土地に根付く農業が地域を無視していたら、
地域に循環するお金は減ってくし、結果的に自分の首を絞める。

買う側だって食べるものは出来るだけ近い物。
お取り寄せが当たり前だなんて思っちゃいけないなーと
感じる今日この頃です。

九十九くんこんにちは。
今朝向かいの農家のおじさんと立ち話をしていました。おじさん曰く「普通に農業やってたんじゃお茶も飲めないよ。」と言ってました。
市場に出荷すれば、段ボール代や運賃もかかるし、見栄え良くするための手間もかかる。それに相場にも左右されるしというところでしょうか。
理解ある消費者と直接やり取りをすることはこれから益々重要になるかもしれませんね。

プロフィール

笠原秀樹

Author:笠原秀樹
『会いにいける農家』
定番野菜から新品種まで食卓に彩りを飾る様々な野菜を年間通してご提供させていただきます。
広い鶏舎で放し飼いされた鶏の産みだす「幸せのタマゴ」は塩卵かけごはんで食べてください。

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