
ひさしぶりに籾殻燻炭をつくる。簡単な道具で籾殻を炭にする。引っ越し先の床下にひくために作っている。ユラユラ動く煙を見ながらの火の番はまさにプライムタイムかな。
ユルベルトに参加してきました。
簡単に言うと、飲食店とお客さんのマッチング。
700円分のチケット5枚つづりを1日で使い切る。
チケット1枚に対し飲食店はお酒とおつまみを1品ずつ提供する。
60件の飲食店が参加し、客はチケットを使い切るために5件のはしごをする。
普段知る機会のない飲食店に気軽に入ることができ、新しいお店の開拓するきっかけとしては最高のイベント。
はじめの一歩石垣社長の仲間4名と、印旛村の超若手農家「夢農楽」柴海夫妻、ティアラの金谷さん、SOLAのメンバーで現役女子大生のKさん、当農園のスタッフG総勢9名移動も大変です。

それでもみんな仲良く移動しまして、
イカ料理専門の割烹「いっか」さんでイカしゅうまいと十四代から始まり、

らーめん猪太(いぶと)でカップラーメンに専門店のスープを入れたらどうなるかという壮大な実験を経て、はじめの一歩石垣さんの先輩のお店へ。
最後の締めはもちろん「ぶらい庵」柏産のお米を使ったおにぎりとぶらい庵名物2品。うまかったなぁ。
またやってくださいねテラジマさん。

ちなみにこの日は農家縁日もさせていただきました。
うちの野菜でけんちん汁を提供しました。
私のところに来る連中もやばいのが多くなってきた。
ここのところ3連ちゃんぐらいでどなりつけた。
以前は「農業ならば救われる人がいるのではないか。」と強く思っていたが、
最近の農業ブームで踊らされている連中の多くは、
農家から仕入れた農産物を販売する卸しの仕事を考える連中ばかり。
ただでさえ厳しい農業なのに、農家から搾取しようとしている連中ばかりである。
こういう連中が必ず言うのは「農家は売り方を知らない。」
もういい加減疲れたのでこういった相談はお断りです。
この言葉の意味は、京都のお店が発端だという。
例えば、おいしい食事を提供するのに相手がどんな人かわからなければ
最高のものを提供できない。
つまり相手の好みや食べる量も知っていてこそ、最高のおもてなしができるということ。
だそうだ。
当農園の販売方法も似たような感じがある、
ほとんどの方が、既存のお客さんの紹介だし
インターネットやイベントで知り合った方にも積極的に農場に来ていただくようにしている。
こちらの生活を知ってもらい、相手の生活も知る。
本来ならば食べるものは自分で作ればいいと思うが、
できない人たちもたくさんいる。
そういう人たちの代わりに我々が耕すのである。
「好きな時に好きなだけお得に。」の先は経済の縮小。
首を絞めあうだけである。
食育だなんだというが、それも農家に押し付けるようでは困る。
潜在的な消費者はたくさんいる。それをいかに開拓するかが需要。
オーガニックや健康に興味のある方たちは、本質が見えていないことが多い。
自分だけとか家族だけでもと思う気持ちはわかるが、
我々少量多品目栽培で宅配を中心にしている農家は、
健康だとか安全にはそれほど興味がない。
それは結果としてあるだけ。
以前トップリバーの嶋崎社長に言われたが、
「有機農業をする人は付加価値を求めているだけの人が多い。」
それに対して我々は「100%完璧な野菜は作れないが、7、80%の出来の野菜でも買ってもらえる消費者を相手にしている。その代り農薬、化学肥料を一切使わない。」それで成り立つ需給ならばそれでいい。
嶋崎社長は「笠原君のような農家が増えればいいと思う。なぜならトップリバーの研修生でも辞めていく人たちがいる。そういう人たちも笠原君たちのやり方ならばやれるかもしれないから。」
と言っていただいた。
この嶋崎社長の言葉が、私を強く突き動かしこれからの展開に弾みをつけているのは間違いない事実。それだけ責任感を感じますが。